@article{oai:ir.ide.go.jp:00053116, author = {王, 子恒 and 黒崎, 卓}, issue = {2}, journal = {アジア経済}, month = {Jun}, note = {PJa/33/Aj11, application/pdf, ZAJ202206_003, 本稿は,中国の教育開発には地域的な資源制約が存在し,生徒1人当たりの資源が弾力的に調整されないという供給制約の可能性を想定して,初等から高等学校までの教育達成度の諸指標に,各年代の人口すなわちコーホートサイズが及ぼす影響について分析した。1982年と1990年,2000年の国勢調査データの1パーセントサンプルを用いて,各調査年における13歳から23歳の個人を分析対象とし,省レベルのコーホートサイズの変動に着目した回帰分析の結果,主要な指標すべてに関して,コーホートサイズの増加が教育達成度を引き下げることが定量的に明らかになった。また,コーホートに含まれる男子比率が高い場合,コーホートサイズが就学率,高校入学率・卒業率に与える悪影響が緩和されることが示された。これらは,中国の各省が教育面での供給制約に直面していること,女子よりも男子に優先的に後期中等教育資源が配分されていることを示唆している。}, pages = {32--69}, title = {中国における資源制約と教育―コーホートサイズと性差に焦点を当てた実証分析―}, volume = {63}, year = {2022} }