@article{oai:ir.ide.go.jp:00050457, author = {中原, 篤史}, issue = {1}, journal = {ラテンアメリカレポート}, month = {Jul}, note = {ホンジュラスの政権与党である国⺠党は、憲法で禁⽌されていた再選を最⾼裁に対する異議申し⽴てを通して可能にした。それにより第2 期⽬のエルナンデス政権が誕⽣した。しかし、この再選は憲法違反とする市⺠の強い批判に加えて、⼤統領や政権幹部、国⺠党も絡んだ汚職問題や無処罰への批判により、市⺠による反汚職、反政権の抗議⾏動が発⽣し始めた。その特徴として、それまでは政治に対する関⼼が⽐較的薄く、従来はこうした抗議活動には参加しなかった⼀般市⺠が、SNS などを通じてつながり、社会正義をかかげて参加しているという点が指摘できる。 本稿では第1 期のエルナンデス政権のガバナンスを振り返ると共に、任期中に発覚した数々の汚職問題、軍・警察の腐敗問題と、市⺠から憲法違反と批判されながら国⺠党の強引 な⼿法で実現した⼤統領の再選問題を取り上げる。そしてそれに対して社会正義を問い抗議活動を⾏うホンジュラス市⺠社会の活動を概観する。, PJa/33/Ra2}, pages = {17--34}, title = {ホンジュラス内政の不安定化と市民社会(論考)}, volume = {35}, year = {2018} }