@article{oai:ir.ide.go.jp:00049833, author = {佐藤, 章}, journal = {アフリカレポート}, month = {}, note = {PJa/3/Af4, application/pdf, ZAF201800_101, コートジボワールでは2016年10月に国民投票での承認を経て新憲法が制定された。新憲法制定は、現職のワタラ大統領が2011年の就任時から意向を示していたもので、内戦後の平和と安定という、この国が直面する課題に直結するものである。本稿では、新憲法の持つ意義について、歴代憲法と比較しての特徴と、コートジボワール政治への影響という、2点から考察を行う。これにより本稿は、コートジボワールにおける歴代の憲法改正が一定の方向性に沿った制度的改善を目指すものとして展開してきていることと、新憲法において1990年代以降の政治的・社会的対立の一要因となった「イボワール人性」をめぐる問題の解決が試みられていることを示す。さらに、2020年の次期大統領選挙に向けて与党連合内の調整が最大の政治課題となっているなか、新憲法が定める条件のもとで権力闘争が活発化している点も示す。}, pages = {1--11}, title = {コートジボワール新憲法の意義をめぐって -- 制度的側面と政治的側面}, volume = {56}, year = {2018} }