@article{oai:ir.ide.go.jp:00049820, author = {清川, 雪彦 and 大場, 裕之}, issue = {4}, journal = {アジア経済}, month = {Dec}, note = {PJa/33/Aj11, application/pdf, ZAJ201712_003, いわゆる「日本的経営」は,日本の社会構造や文化に根ざしているがゆえ,その海外移転は困難であると,しばしば指摘される。しかし果たしてこうした見解は正しいのか否かを検証することが,本稿の主要な課題である。ここでは日本の代表的な産業用冷凍機メーカーのメキシコへの技術移転・経営移転の事例を取りあげ,日本的経営の究極的目標である「意欲的労働力」形成の問題を明らかにすべく,2 度にわたり職務意識に関する現地調査を行った。そして意欲的労働力の形成に必要な3 つの集合的職務意識(構成概念)について判別分析を施し,その結果比較的早い時点で,日本的経営の移転が概ね実現していることが明らかにされた。換言すれば文化的な差異は,必ずしも日本的経営の移転に際して,それ程大きな障害とはならないことが,限定的とはいえ論証されたと言えよう。}, pages = {30--54}, title = {異文化社会への経営移転は可能か -- マエカワ・メキシコ工場での調査を中心に}, volume = {58}, year = {2017} }