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01.経済、産業(Economy and Industry)/オセアニア(Oceania Studies)  >

Please use this identifier to cite or link to this item: http://hdl.handle.net/2344/988

タイトル: 総論 グローバリゼーション: 資本主義の最終段階としての
著者: 塩田, 光喜
Shiota, Mitsuki
キーワード: オセアニア
グローバリゼーション
Issue Date: Mar-2010
出版者: 日本貿易振興機構アジア経済研究所
引用: 『グローバル化のオセアニア』塩田光喜編、千葉、日本貿易振興機構アジア経済研究所、2010年、1-18ページ
抄録: グローバリゼーションとは1989年11月のベルリンの壁崩壊に始まり、2008年9月のリーマン・ショックによって終わった世界資本主義の拡大の最終形態である。この20年間で、世界のGDPは3倍に、貿易額は5倍に、金融資産は30倍に急膨張し、貧困人口は10億人減少した。その急成長を支えたのはIT革命と金融テクノロジーの革命であった。このIT革命と金融革命の結合によって生まれたグローバリゼーションは世界の分業体制を激変させた。中国から東南アジアを経てインドへ至る、アジア大陸東南縁は「世界の工場」と変じ、太平洋島嶼諸国はこの「世界の工場」の後背地となった。そして、島嶼国経済は大陸中国や東南アジアのチャイニーズによって支配されつつある。戦後、太平洋はANZUS(アメリカ・豪・ニュージーランド)三国によるアングロ・サクソンの海だったが、今や地政学的変動が生じつつあるのである。そして、世界のGDPが3倍になるとともに、3倍になった温室効果ガスにより、地球温暖化(グローバル・ウォーミング)の速度は、太平洋の海面上昇をもたらし、それは2.5-5.5メートルに及ぶジャンボ高潮になって島嶼国の海岸・低地帯に襲いかかった。グローバリゼーションは経済的にも気候的にも太平洋島嶼諸国に変動をもたらし、強い社会的、環境的負荷(ストレス)を与えているのである。
記述: 2009年度調査研究報告書
URI: http://hdl.handle.net/2344/988
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06.調査研究報告書

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